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烏鎮は浙江省・桐郷に位置する水郷の古鎮。桐郷は漢方薬にも使う菊花が有名で、ここでとれる菊は俗に「杭白菊」と呼ばれ、その中でも花が完全に開花する前に摘み取られたものは最高級品として「胎菊」の名で区別される。
この土地は春秋時代に呉、越、疆の三国の境に位置していたため争いが絶えず、呉が兵をこの地に駐屯させ、越との防衛線に利用したところから烏戍とい う地名がついたといわれる。町として正式に開かれたのは唐の時代からで、街中にその時代から伝わるという巨大な銀杏の木が残っている。最近、台湾出身の芸 能人「劉若英」がCMで紹介したため一躍脚光を浴びた。ここに住む人々は「水を枕にする人々」といわれている。
烏鎮古鎮は京杭大運河を挟んで両岸に形成され、それぞれ東柵区と西柵区という二つのブロックに分かれている。
規模が大きいのは西柵街で敷地の中には客桟と呼ばれる民宿が数多くあり、時間が許す方はこの客桟に泊まって水郷古鎮の雰囲気を是非味わってもらいたい。
東柵街はこじんまりした水郷古鎮の雰囲気で、あまり時間はないが烏鎮の街の雰囲気を味わいたいという方はこちらだけでもいい。
東柵区と西柵区の両方の街の間は歩いても15分の距離だが、無料の往復バスが運行されているのでこれを利用するといい。
入場料は東柵街が100元、西柵街が120元となっていて、共通券も150元で発売されているのだが、気をつけないといけないのは共通券は西柵区の 窓口では午前中(7時半~12時)にしか買えないということだ。西柵区は規模が大きいため午前中から回り始めないと東柵区を回りきれないということらし い。
西柵街には夜間専用の入場券(80元)もある。
烏鎮の現在の街を眺めながら三輪自転車を利用して移動するのも面白い。値段は交渉次第であるもの片道10元ほど払うと快く走ってくれる。またほぼ一 直線に伸びる東柵の水路には舟があり、一隻80元(8人まで)でチャーターが可能。いくつもの石橋をくぐりながら生活感あふれる景色を楽しむことができ る。
◎高速バス
上海からは上海南バスターミナルから高速バスで烏鎮バスターミナルまで約2時間弱ほど。49元
◎鉄道
2010年の滬杭高速鉄道の開通により桐郷にも駅が出来たため上海虹橋駅より約40分程度、そして桐郷駅から路線バスで烏鎮のバスターミナルまで30分程度(5元)なので上海から直接バスで行くより早く着き料金もほとんどもあまり変わらない。
(但し鉄道切符の実名制販売実施により外国人は窓口に並んでパスポート提示が必要なため、旅行者などは時間を有効に使うため事前切符手配サービスなどを利用しよう。)
烏鎮バスターミナルから西柵区ゲートまでは公共バスで5分ほど(1元)、東柵区ゲートまでは歩いて15分程。
◎定期観光バス
そのほか上海市内の上海旅遊集散中心からも観光バスが出ており、直接ゲート前に乗り入れ日帰り観光が可能。但し満席になることが多いため、このバスは途中サービスエリアに立ち寄るため嘉興名物の粽子(ちまき)も買える。
ただ言葉に不安がある場合はやはり下記のような日本語ガイド付きツアーが便利である。