7 月28日から金茂大厦（ジンマオタワー）は「雲中漫歩」体験プログラムが登場し、ガードレールがない空中歩道をゆっくり歩行することができることになっ た。この歩道は全長60メートル、幅1.2メートル、地面からの距離は340.6メートルで、現時点で超高層ビルにおいて世界最高峰の屋外全透明、ガード レールフリーの空中歩道である。

観光客の歩道体験時間は約30分、最もメインとなるのは雲中漫歩を体験する刺激感と眼下に広がる上海中心部の風景。340メートルの高空では、浦江両岸の大パノラマを見渡すことができ、天気がよければ、崇明島まで遠望することもできる。

空中漫歩時は写真撮影禁止

ガードレールフリーの340メートル上空の空中歩道ははらはらどきどきの挑戦となる。ガラスの歩道が割れたらどうする？どんな保護装置があるのか？このような極限の空中体験おいて、安全保障が最も関心を集めるテーマとなることは間違えない。

今回のイベント主催者側は安全保障において最高標準を採用した。各体験者に全ての安全保護装置を提供し、1グループわずか15人（安全インストラク ター2名を含む）での体験となる。体験者自身及び他者の人身安全を保証するため、体験前に必ず身体上には服以外の全ての物品（携帯電話やカメラを含む）を ロッカー内に保管しなければ、空中歩道での歩行体験を行うことができない。自撮りによる写真撮影も不可。記念撮影が必要な場合は、歩道管理側がその撮影 サービスを提供することになっている。

歩行体験前、必ず個人声明にサイン

紹介によると、体験希望者は「雲中漫歩」プログラムを体験する前、更に個人声明に署名する必要がある。自己の生理、心理、身体能力上において同プログラム体験に合致し、このプログラムが原因で身体及び精神上にネガティブな影響が発生しないことを承諾する。

歩道を歩き始めてすぐに脅えて動けなくなった、半分の距離に達したところで足がすくんで戻れなくなった、歩行過程で安全ベルトがひっかかり動かなく なったなど、これらの不慮の状況が体験過程で突然発生したらどうすればいいか？主催者側は各種の状況に対応して応急予備案を準備し、安全インストラクター は随時体験者をこれらの問題から救出する。

このほか、主催者側はこのプログラムは天候条件によると紹介する。暴風雨などの悪天候の場合、暫定的に実施を停止する。現場では風速計を設置し、一 旦、モニタリングで風力がこのイベント実施に適合しなくなった場合は、プログラムを暫定停止とし、条件の回復をまって再び実施する。

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