上海市黄浦は気温が徐々に上昇し、旧フランス租界エリアに位置する復興公園バラ園内のバラ科イノバラの開花が最盛期を迎え、各種のコウシンバラ、マイカイ、イノバラなどの花々もわれ先にと咲き誇り、多くの観光客が足を止めて観賞にふけっている。

敷地面積1,810平方メートルの復興公園バラ園はコウシンバラ、マイカイ、イノバラなど約10種類16,300本が栽培されている。これらはバラ 科の異なる種類の姉妹花に属するが、全てバラ科バラ属の観賞用植物。「公園の中のガーデン」の美景はピンク色のモロッコ産ばらの女王「ローズ・ダマスク ス」、真っ赤な「ガリバルダ」、ホワイトカラーの「ティネケ」、黄色い「金鳳凰」などが現在満開期に入り、つるバラなどの鉢植えから成るアーチ型の門、フ ラワー回廊は特に美しさが際立っている。

5、6月はマイカイ、コウシンバラの最盛期で、この時期母の日、父の日もある。両親に日頃の感謝と愛をこめて、花束をプレゼントするほか、家族みん なで復興公園バラ園を訪れ、一面のバラとコウシンバラの花園の中で、感謝の意を示し、家族団らんのひとときを過ごしてみてはどうだろうか。

人民公園、南園濱江緑地、広場公園（旧羅湾区間）の囲い、フェンス縁に数万本のつるバラがつるを伸ばし、たくさんの花をつけて寂しさに耐えている。 空洞の壁、鉄製のフェンス、ガーデニングシェードに美しく融合し、都会の中の「田園風景」と化している。「春いっぱいの満開の花で、紅い壁をつくりなして いる」光景は限りない空想にふけるほど見とれてしまう。

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